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ホーム>漢方コラム>不妊症の周期療法(3)

不妊症の周期療法(3) ―基礎体温について―

 今回は周期療法における基礎体温の重要性についてお話します。

 前回のコラムでお書きしたように周期療法の基本的な方法は生理周期を生理期、低温期、排卵期、高温期と分けて、それぞれの周期の体温やホルモンの特徴にあわせて漢方薬を使い分けます。よって周期療法を行う場合基礎体温からの情報が大切になります。基礎体温はよく見られるものに8種類の型があります。1型はきれいな2相性で理想の型です。2型は2相性に分かれますが、低温期から高温期への上がり方がだらだらしており排卵日がわかりにくい型です。3、4、5型は高温期に凹凸があり、潜在的にプロラクチンが高い方が多く、妊娠しにくかったり妊娠しても流産しやすい傾向にあります。6型は高温期と低温期の温度差が少なく、7型は高温期が短いですが、いずれも黄体ホルモンの分泌に問題があり妊娠しにくいようです。8型は無排卵ですので周期療法を行うことが難しく、まず体質から改善する必要があります。1型以外は何らかの問題があるといえます。基礎体温の温度が全体的に低い方は、体を温める漢方薬を多く使う必要があり、基礎体温の温度が高すぎる方は体内の鬱熱を解消する漢方薬を使う必要があります。低温期、高温期ともに凹凸が多い方はストレスがたまっている方が多いようです。以上のように基礎体温から様々な情報が得られますので、体質や症状と結合して周期療法の処方を決めるようにしています。

病名別漢方治療法「不妊症周期療法」も参照してください

掲載:マイドゥー 2002年4月号

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