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小島薬局本店・漢方堂

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ホーム>メディア掲載>日本ケミファ衄行[PHARMACYDIGEST]2016年11月号

薬局を地域に不可欠なインフラへ

新たな薬局の視点・価値観の構築が急務

前号では、時代に合わせて変容を遂げてきた株式会社小島薬局(本社:静岡県沼津市)を紹介し、来秋オープンの新店舗への思いを代表取締役社長・小島晃氏と常務取締役・大石森一郎氏に語っていただいた。今号は、引き続きお二人にご登場いただき、老舗薬局の今後の展望についてお話を伺った。

2016年度の調剤報酬改定で示された厚労省の「本気」に応えたい

株式会社小島薬局
代表取締役社長 小島晃氏(写真左)
同社常務取締役 大石森一郎氏(写真右)
──先般、2016年度の調剤報酬改定がありましたが、どのようにとらえていらっしゃいますか。
小島 一包化加算や内服調剤料など、補助スタッフや機器で代行できる調剤について点数を下げる一方で、「かかりつけ薬剤師指導料」が新設されました。薬剤師が直接かかわることで可能となる業務に着目しフィーをつけるというのは、いままでにないことだと思います。厚労省が唱える「2025年までにすべての薬局をかかりつけ薬局に」の「本気度」をかたちにしたものだと解釈しています(図)。  もっとも、われわれ小島薬局にとっては、かかりつけ薬剤師はすでに配置してきたものなので、フィーというかたちで評価されること自体は嬉しいのですが、患者さんには負担となり悩ましいことでもあります。しかし、厚労省の方針は理解できるので、患者さんにもご了解いただけるよう説明に努めていきたいと思います。
図 厚生労働省が考える「薬局再編の全体像」
──すでにかかりつけ薬剤師を配置してきたとおっしゃいましたが、何人いらっしゃるのですか。
小島 現在8人おりまして、調剤薬局全店舗に1人ずつ配置しています。このほかに、「あとは書類を出すだけ」という段階のスタッフも5〜6人います。  かかりつけ薬剤師の要件として認定薬剤師が挙がっていますが、弊社ではたまたま3年ほど前から、認定をとった薬剤師には手当てをつけていたのです。「いずれ認定薬剤師の有無が、報酬面に響くようになるかもしれない」と考えてのことだったのですが、今回、それが奏功したかたちとなりました。
──かかりつけ薬剤師について、患者さんにはどう周知されていますか。
大石 店頭にポスターを張ったり、「担当者を決めたほうがいいな」と思われる患者さんに意向をうかがったりしています。ただ、かかりつけ薬剤師というのは「数」を目指す性質のものではないので、1人でも多く担当患者さんを確保しようとするのは、筋が違うと考えています。
小島 姿勢としては、「集めよう」と働きかけるのではなく、患者さんや地域住民のほうから集まってくれるようにしていきたいですね。前回でも触れましたが、来秋立ち上げる新店舗では、かかりつけ薬局を前提に、人々が気軽に利用できる健康サポート機能を備えていきます。例えば、一般向けの栄養セミナーなどで日ごろから健康情報を発信し、簡易検査コーナーでは随時、健康チェックができるなど、処方箋がなくとも気軽に入れる店舗。そして「いざ」というときには調剤や漢方、栄養相談や在宅サポートもそろっている店舗。その1つとしてかかりつけ薬剤師という担当制もある、という感じですね。  「入りやすさ」をどう演出していくかは大きな課題ですが、少なくとも弊社は70年以上この地でやってきたので、地域とのつながりは非常に密です。上手に地元住民にアクセスできれば、弊社の「ファン」になってくれる人がたくさん出てくると期待しています。
大石 新店舗では広い会議室をつくり、一般にも開放していく予定です。サークル活動や認知症カフェなど、地域の人が利用しやすい空間を目指します。  新店舗ではあらゆる薬局機能をそろえるつもりなので、「ここではいろいろなことが学べる」と、社員にも刺激になると思います。「異動」というかたちで全社員をローテーションで新店舗に勤務させ、その経験を既存店に持ち帰って活かしてもらう――そのようなことも考えています。  この構想には、学生も興味を示してくれています。リクルート対応は私の役目なのですが、学生に弊社の取り組みや新店舗の構想を話すと、「薬局薬剤師って必要ですよね。僕、やりたいです」と目を輝かせますね。すでに「新店舗で働いてみたい」と、6人の内定者が出ました。あとは国家試験に無事合格してくれるのを祈るのみです(笑)。

薬局の既成概念超えて成長を続け100年企業を目指す

──お二人とも薬局経営を楽しんでおられるようですが、小島社長は現在のような「地域」を意識した経営ビジョンを、早くからお持ちだったのですか?
小島 最初のころはそこまで意識していませんでした。私は、父の下で働いていたときは漢方医学に力を入れていましたので、「日本一の漢方薬局を目指す」ことを考えていました。私ぐらいの世代は「製薬」をメインとした薬学教育を受けており、薬局実習などもありませんでした。ですから、「地域」を意識したビジョンを持って薬局経営に乗り出したという人は少なかったと思います。  私の意識が変わってきたのは社長職を継いでからで、人材確保や店舗展開など経営に焦点を合わせるにつれ、「地域社会とのかかわり」にも目が行くようになりました。そして、「社会のインフラとしての薬局」というものを考えるに至っています。
大石 私が入社したころは、出店すればするほど面白いように売り上げが伸びたものですが、いまはそういう時代ではありません。では、どこにやりがいを見出しているのかというと、いま社長が申しましたように、「薬局のインフラ化」、すなわち地域で必要とされる施設になることです。  これは、一般の人はもちろん、弊社の社員のなかにもある、「薬局とはこういう所」という既成のイメージを変えることでもあります。難しいことですが、試行錯誤を重ねるうちに、「薬局ではこんなこともしてくれるのですか!?」といった声を聞くことも多くなりました。「人々の意識が変わってきているな」と嬉しくなりますし、薬局に足を運んでくれる人が増えれば利益にもつながります。  「地域のインフラ」となるにはさまざまなアプローチがあるでしょうが、「在宅」についてはやや特殊な領域のように感じています。在宅医療・介護では契約を交わす必要があるので、私も患者さんや利用者さんのもとへ出向くことがあります。そんなとき、認知症の方や日常生活にも難儀している方など、問題を抱えたさまざまな高齢者に出会います。「薬局が主体となって」とまでは言えませんが、何とかしなければいけないと強く思いますね。
──認知症については、先ほど新店舗で認知症カフェのスペースを提供していきたいとおっしゃっていましたね。
大石 はい。ほかにも取り組み方はいろいろあると思います。実は、社長にもいま初めて話すのですが、高齢者に適した軽運動とされるポールウォーキングのインストラクターの資格を取ろうかと考えています。弊社では、薬は薬剤師が、食事は栄養士がサポートできます。けれども運動を支援するスタッフはまだいないので、私が先陣を切ろうかと。いろいろな支援メニューをそろえれば、それらを1つずつでもセットでも提供でき、いままでの薬局にはない取り組みになっていくのではないでしょうか。
──薬局の価値観を変える具体的なアイデアとなりそうですね。
小島 私はつねづね「小島薬局は100年企業を目指す」と言っています。世の中に100年続く企業はそうそうないと聞くからですが、ただ漫然と続けていければよしとするのではなく、時代に合わせて成長していきたい。  実際、弊社は71年の歴史のなかで地域のニーズに応えるために変わってきました。今後も変わっていくでしょう。「理想的な薬局を模索し続けていたら、いつのまにか100年目を迎えていた」というのがいいなと思っています。
──これからも変容を続ける小島薬局に期待しております。どうもありがとうございました。

相談・コミュニケーションのノウハウ生かした新時代の漢方薬局へ

国際中医師の資格も有する小島社長は、自ら漢方相談薬局を運営している。小島薬局総体が「健康サポート薬局」を目指すなか、漢方部門はどう展開していくのか伺った。
▲漢方相談薬局の外観
小島 漢方医学をやっていると、「どうしても治らなかった皮膚疾患が、漢方薬を飲んだらきれいになった」とか、「不妊症の人が妊娠できた」など、「西洋医学で効果が見られない人がよくなった」ということをたびたび経験します。また、相談に十分な時間を割きますので、患者さんとのコミュニケーションも得意としています。ですから「健康サポート薬局」として地域の人と向かい合っていくうえで、漢方医学とそのノウハウは非常に有用です。個人的には、これを備えているか否かで薬局のレベルは変わってくるとまで考えています。  しかし、課題がないわけではありません。漢方薬局は、主に「病院では治らない」という人が足を向けるので、一般には敷居が高い薬局のようです。私が切り盛りする漢方相談薬局も、来店者の約8割が「病院で治らない人」で占められ、「健康サポート薬局」という観点からすれば間口が狭いということになります。漢方医学そのものは今後も医学の一翼を担っていくでしょうが、窓口である漢方薬局のあり方は問い直すべきかもしれません。「時代に合わせた漢方薬局」を模索し、新店舗に反映させていきたいと思います。
▲同社のキャラクターはパンダ。各店舗の外壁に施されているのはもちろん、漢方相談薬局の入口には「パンダ大明神」(右)とパンダコレクション(左)が。コレクションは、パンダ好きの小島社長が中国へ行くたびに集めてきたもの。

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