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耳鳴り

耳鳴り(腎の病気)と漢方薬

耳鳴りとは周囲の音と無関係に頭の中で音が聞こえると自覚するものです。実際には無い音を耳で、あるいは頭の中で音として感じれば耳鳴りといいます。人口の10パーセントから20パーセントの人が耳鳴りを感じているといわれています。特に65歳以上の人においては30パーセント近くの人において耳鳴りの経験があるとの報告もあります。
中国医学では耳は腎と経絡でつながっており、また肝胆の経絡ともつながっていると考えています。一般に急性の耳鳴り場合は肝から治療することが多く、高齢で慢性の耳鳴りは腎から治療することが多くみられます。今回は慢性の耳鳴りの治療法について考えてみます。
慢性の耳鳴りの場合は腎陰を補う耳鳴丸がファーストチョイスとして使います。冷え性の人は八味丸、牛車腎気丸、海馬補腎丸などを耳鳴丸と併用すると効果的です。頭頚部の血流が悪く、肩こりや耳のつまりがあるときは冠元顆粒、イチョウ葉エキスを併用すると効果的です。ストレスが強くイライラするときは柴胡桂枝干姜湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、抑肝散加陳皮半夏などを併用すると効果的です。

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