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−五月病の改善に漢方薬を活用しましょう!−

新入社員や、GW明けの社会人がなりやすいと言われている五月病。五月病とは、4月に進学、就職、部署移動などで環境が大きく変わるなか、新しい環境にうまく適応できずにうつ状態になる精神的症状を指します。五月病になりやすい性格としては、几帳面で責任感が強い人、真面目に物ごとを考える人、勤勉で周囲に気遣いをする人などがあげられます。


こんな症状が出てきたら『五月病』サイン!
□睡眠障害(夜眠れない、朝起きられない など)
□頭痛
□食欲不振
□めまい、動悸
□会社へ行きたくなくなる
□イライラする
□焦りや不安を感じる
□何をするにも面倒くさくなる
□周りのことへの興味・関心がなくなる


五月病は環境の変化によって5月以外にもおきる可能性がありますが、病院で検査をしても大きな異常が見られないことが多いようです。このような検査に現れない体調の不調こそ漢方薬が得意とする分野です!

さて、漢方医学では肝は気の巡りをコントロールしており、自律神経と関係が深いと考えています。もともと春は肝気が失調しやすく、特に5月は環境の変化のために肝気が乱れて自律神経失調症やうつ症状が出やすくなるのです。

肝気の巡りを改善する柴胡疏肝散、加味逍遥散、半夏厚朴湯、柴胡桂枝湯などを症状に合わせて服用すると大変効果的です。

予防的にはストレスへの耐性が強くなるシベリア人参がおすすめです!

五月病やうつ症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!



掲載:マイドゥー 2017年5月号