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常用漢方薬(医薬品)一覧

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小島薬局で常用している漢方薬

小島薬局で常用している漢方薬を紹介します。

※効能効果は医薬品として認められたものを記載しております。使用するポイントは当店での経験を含めて漢方医学から見た使用目標を記載しております。漢方薬によっては効能効果と使用するポイントが異なることがあります。

※剤形については、細粒剤は目の細かい粉薬、顆粒剤は目の少し粗い粉薬、丸薬は小粒の丸薬、蝋皮丸はハチミツで練られた3~4cmの丸薬、シロップ剤は濃縮された液剤になります。

※商品名と漢方薬名が異なる場合は、先に商品名を記載し、=のあとに漢方薬名を記載しました。

補気薬 全身の不足した気を補います。
慢性疲労、胃腸病、癌など体力・免疫力低下による各種疾患に使います。
補血薬 全身の不足した血を補います。
生理不順、不妊症などの婦人病全般、眩暈、貧血などに使います。
滋陰薬 全身の不足した陰液を補います。
目や皮膚の乾燥、空咳、高血圧、糖尿病、更年期障害などに使います。
補陽薬 全身の不足した陽気を補います。
慢性疲労、冷え性、精力減退、不妊症、頻尿、早老などに使います。
気血双補薬 全身の不足した気と血を同時に補います。
慢性疲労、癌など体力・免疫力低下による各種疾患、婦人病全般、貧血などに使います。
気陰双補薬 全身の不足した気と陰液を同時に補います。
慢性疲労、癌など体力・免疫力低下による各種疾患、糖尿病、心疾患などに使います。
理気薬 気滞・気逆など気の滞った病態を改善します。
胃腸病、肝臓病、自律神経失調症、うつ症などに使われます。
活血薬 血(血液の滞り)を改善します。
頭痛、肩凝り、眩暈、心脳疾患、高血圧、糖尿病、婦人病全般、自律神経失調症など様々な疾患に使われます。
キョ湿薬 体内に停滞した水湿を取り除きます。
水腫、眩暈、胃腸病、痺証(痛みの病気全般)などに使います。
キョ痰薬 体内に停滞した各種の痰を取り除きます。
気管支炎、喘息、胃腸病、心脳疾患、自律神経失調症、精神病など様々な疾患に使われます。
清熱薬 体内の熱や毒を清熱・瀉火・解毒・涼血によって取り除きます。
炎症性疾患全般、高血圧、皮膚病などに幅広く使われます。
温裏薬 体内の寒邪(冷え)を温めて取り除きます。
冷え性、胃腸病などに使います。
平肝薬 肝陽を鎮静します。高血圧、眩暈、頭痛などに使われます。
和解薬 邪気が表と裏の中間(少陽経)に停滞している病態や肝と脾、胃と脾などが不調和になっている病態を改善します。
風邪をこじらせたとき、胃腸病などに使います。
解表薬 発汗・発散の効能で、体表の邪気を体外に追い出します。
風邪の初期、蕁麻疹などの皮膚病、一部の浮腫などに使います。
その他 上記に属さない適応を持つ漢方薬です。