“読書の秋“といわれますが、最近は電子書籍を利用する方も増えて、目の負担が大きくなっています。ドライアイの方は年々増えており、その数は2,200万人ともいわれています。
ドライアイは涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気です。ドライアイの要因には様々なものがありますが、とくにパソコン、コンタクトレンズ、エアコンなどを使用することで涙が蒸発しやすく、目の表面の細胞を傷つけてしまうこともあります。
漢方医学では「肝の疲れは、目に出る」「肝は目に穴を開く」という教えがあります。この考えに従い、目の病気を治すときは点眼薬を使うのではなく、漢方薬を使って肝の働きを改善します。
実際に中国には「中医眼科」という専門の診療科があり、各種の眼病に漢方薬が効果を上げています。
日本で良く使われる漢方薬は、枸杞子と菊花を主薬として「飲む目薬」と言われる“杞菊地黄丸(コギクジオウガン)”が有名です。また、ルテインや薬草を使ったサプリメントや当店オリジナルのお茶も効果的です。ドライアイや眼病予防は漢方薬が非常に有効ですので、お気軽にご相談ください!