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腰痛・関節痛・神経痛と漢方薬

冬の季節になり、空気がぐっと冷たくなりましたね。冬になると腰痛・関節痛・神経痛などの症状が悪化する人が多くいます。
冬の寒さにより血行が悪くなり、筋肉が収縮して硬くなると様々な痛みやしびれを引き起こします。特に高齢者の方は痛みやしびれの症状で漢方相談に来られる方が多くいます。
●65歳以上が抱える健康の悩み(複数回答)
※出典:厚生労働省平成25年国民生活基礎調査
症状
第1位 腰痛
第2位 手足の関節が痛む
第3位 肩こり
第4位 目のかすみ
第5位 聞こえにくい
漢方医学では腰痛・関節痛・神経痛などによる痛みを痺症(ひしょう)と言います。痺症は風邪・寒邪・湿邪などの病因が身体を襲い、気血の流れが悪くなり経絡が詰まることで痛みやしびれが発症すると考えています。
初期は風邪・寒邪・湿邪などの原因の病邪を取り除くことを優先します。冬は特に寒邪による痛みやしびれが多いので、身体を温めて寒邪を除くことが重要です。痛みが慢性化した場合は、ただ温めて寒邪を除くだけでは十分な効果を得られないため、気血を補い筋骨を丈夫にして根本から体質改善することで痛みを和らげます。
慢性化した痛みやしびれを和らげる漢方薬としては「独歩顆粒」が最もよく使われています。
独歩顆粒は商品名で、正式な名称は独活寄生湯といいます。名前の通り独活と桑寄生という、風湿を除き痛みしびれを和らげる薬草が主薬です。さらに痛みを和らげて筋肉や骨を丈夫にする薬草や気血を補い体力を強化する薬草が配合されています。様々な慢性的な痛みやしびれに効果的ですが、冷えると悪化する方、雨天前などの湿気が多いと悪化する方、疲れると悪化する方に良い効果があります。
当店ではオリジナルの外用クリームが痛みやしびれ、筋肉のコリでお悩みの方から好評を得ています。冬の寒さによる腰痛・関節痛・神経痛などによる痛みやしびれでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。