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女性のトラブル ―眼精疲労の漢方治療について―

 眼精疲労は、VDT(パソコンやモニター画面を見るなど)作業などを代表とした長時間連続する視作業により、眼が疲れていろいろな症状をきたすものです。仕事の重圧やストレスもかなり大きく影響するといわれています。

 眼の症状としては、眼の疲れ、痛み、かすむ、充血する、ショボショボするなどがあります。眼の症状以外には、頭痛、肩こり、首筋や背中の痛み、イライラなどが現れることもあります。 眼精疲労は「眼の屈折や調節異常」や「ドライアイ」が関係していることが多いと言われています。現代人は職場ではパソコンにかこまれ、オフタイムもテレビ、ビデオ、携帯電話、映画などに接しています。昔の人と比べるとはるかに目を酷使しておりますので、眼精疲労は現代病ともいえます。眼精疲労を放置しておくと調節機能の低下や視力の低下を招くことがありますので、早めの対策が大切です。

 漢方医学では眼を養っている臓器は「肝」であると考えています。肝に十分な血液があり、流れがスムーズであれば、眼は良く見ることができると考えています。また肝腎同源といわれるように腎は肝をバックアップしていると考えています。よって眼精疲労を改善するためには、肝腎を強化することが大切です。

 肝腎を強化する漢方薬としては「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」が有名です。杞菊地黄丸は「飲む目薬」ともいわれます。また「天眼(てんえん)」という漢方薬は肝腎を強化する薬草にルテイン、ブルーベリーなどを配合しており、眼の疾患全般に効果的です。

 ストレスが強くイライラがひどい時は「加味逍遥散(かみしょうようさん)」を併用すると効果的です。

 血行不良により肩こりや頭痛があるときは「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」「イチョウ葉エキス」などを併用すると効果的です。

 ドライアイがひどい場合は沙棘の実のオイルを併用すると効果的です。

 中国式の目の体操を毎日行うとより効果的です。ご来店いただいた方には中国式目の体操を指導いたします。

掲載:マイドゥー 2003年6月号

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