去る9月14日〜9月18日の期間、四川省・成都に研修に行ってきました。今回の目的は、冠元顆粒の製造工場見学と成都中医医院での婦人科研修、そして成都パンダセンターの訪問です。
冠元顆粒は丹参を主薬に、紅花、川芎、赤芍、木香、香附子の6種類の生薬が配合されています。この配合は、晩年の毛沢東の心臓病を治す為の国家プロジェクトにより、当時の最新の西洋医学の研究と最高レベルの中医師の知恵を結合させて、試行錯誤の末に創作されました。
まさに「現代中医学が生んだ最高の漢方薬」と言えます。
これまでの様々な経験で、狭心症、脳梗塞、慢性肝炎、慢性腎炎、糖尿病、婦人病(生理痛、生理不順、子宮内膜症など)、頭痛、肩こり、めまい、動悸など様々な瘀血証に効果が認められています。
今回の四川大華西薬業の工場見学では品質管理や抽出方法のこだわりを聞かせていただき、冠元顆粒の効果と品質の優位性が良く理解できました。特に主薬の丹参の質は最高級のものを使っており、冠元顆粒の効果の秘密を再確認できました。
成都パンダセンターの記念式典はとても素晴らしい体験でした。日本中医薬研究会では数年前からパンダの里親となり、冠元顆粒にちなんで”冠元”と名付けて養育費を払っています。 その記念式典を行って、長年の念願だった赤ちゃんパンダの抱っこを実現できました。本当に至福の時間を過ごすことができました。
今回で20回目の中国研修になりましたが、今まででも最幸の中国研修となりました。
掲載:マイドゥー 2014年11月号