今年の夏も暑い日が続いていますね。心臓病は冬場に多いと言われていますが、暑い夏も注意しないといけません。暑い夏は発汗によって体内の水分が大量に失われて血液がドロドロになり、血栓ができやすくなるので、心臓に大きな負担がかかります。
漢方医学の五行理論では、夏と心は関係が深いと考えています。
◆「心」トラブルの自覚症状
①顔全体が赤く、ほてる
②舌の先端が赤い、または紫色のシミや斑点がある
③舌裏の静脈が太く怒張して、紫色になる
④動悸や息切れを感じる
⑤心臓部やみぞおち、左肩〜背中などにしめつけられるような痛みがある
⑥足がむくむ
この中で何かの神蔵トラブルがある方は、漢方薬の「麦味参」と「牛黄」が効果的です。特にスポーツや登山などの前後に服用すると、スポーツの成績が上がり登山でのトラブルも少なくなります。
思い当たる方はぜひ一度ご相談ください。良い漢方薬をご紹介いたします!
お知らせ:小島薬局漢方堂には、内山景子・石渡さおりの漢方を学んでいる管理栄養士が2名おります。6月から毎週第2・4木曜日は栄養相談会を実施しています。(他の曜日でも随時実施しています)ダイエット、生活習慣病予防、老化防止、妊娠しやすい体質作りなど“食”に関するご相談は何でも受け付けていますので、お気軽にご来店ください。
掲載:マイドゥー 2016年8月号