漢方相談フリーダイヤル
0120-29-8866

漢方コラム

HOME 漢方コラム一覧 ストレスで影響される微小循環のめぐり

ストレスで影響される微小循環のめぐり

コロナウイルスの蔓延で各種行事が中止・延期になっておりますが、春は出会いと別れの季節、4月からは新年度・新学期になりますね。
環境の変化が起きやすい春は、ストレスによる不調も発症しやすい季節と言えます。 漢方医学でも春は肝気が乱れて、自律神経の失調が起きやすい季節と考えています。また、気が上に昇りやすいため頭痛、めまい、耳鳴り、肩こりなどの上半身の失調が起きやすくなります。
さて、自律神経は様々な働きがありますが、全身の血管も支配してコントロールしています。そのためストレスで自律神経が緊張すると、末梢血管が収縮して微小循環の巡りが悪くなります。この状態が慢性化すると気の停滞から血液の停滞に発展して「瘀血」になります。瘀血の状態になると、体全体が酸欠および栄養不足になり新陳代謝が低下。内臓や脳の働きが悪くなり、さまざまな不調を引き起こします。
    • 顔、唇、歯茎の色が暗い
    • 皮膚に艶がなく、シミ、アザができる
    • 肩こり、関節痛、筋肉痛、頭痛
    • 思考力低下、物忘れ、イライラ
    • 子宮内膜症、子宮筋腫、不妊
    • 高血圧、高脂血、糖尿病 など
このような微小循環の問題は、西洋医学ではよい治療法がないと言われています。西洋医学は太い血管の病気は得意としていますが、血管の99%を占める毛細血管の治療は苦手としているのです。 漢方薬はこの微小循環の改善を得意としております。「瘀血」を改善する漢方薬は微小循環の改善に効果的ですが、特に「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」が効果的です。冠元顆粒は糖尿病の合併症の改善、高コレステロールの改善、脳卒中の予防、認知症の改善、虚血性心疾患の改善、慢性腎臓病の改善などの薬理研究や臨床研究が様々な学会で発表されています。冠元顆粒はすでに起こっている血液・血管トラブルの改善だけでなく、予防効果が優れていることもわかっています。 ストレスが多い方は将来的に血管のトラブルが起きやすいので、微小循環を改善して血管のトラブルを予防する「冠元顆粒」の服用をお勧めします!

お知らせ

微小循環のチェックは、「血管スコープ」で観ることができます。当店では「血管スコープ」による「毛細血管」の測定を行っております。ご希望の方はご来店の際に漢方スタッフにお申し付けください。
血管スコープによる微小循環のチェック