“読書の秋“といわれますが、最近は電子書籍を利用する方も増えて、目の負担が大きくなっています。ドライアイの方は年々増えており、その数は2,200万人ともいわれています。
ドライアイは涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気です。ドライアイの要因には様々なものがありますが、とくにパソコン、コンタクトレンズ、エアコンなどを使用することで涙が蒸発しやすく、目の表面の細胞を傷つけてしまうこともあります。
ドライアイチェックシート※参天製薬ホームページより
チェック項目が5つ以上ならドライアイの可能性があります。
- 目が疲れやすい
- 目が痛い
- 目やにがでる
- 目がゴロゴロする
- 理由もなく涙が出る
- 物がかすんで見える
- 目がかゆい
- 目が重たい感じがする
- 目が赤くなりやすい
- なんとなく目に不快感がある
- 目が乾いた感じがする
- 光をまぶしき感じやすい
さて、漢方医学では「肝の疲れは、目に出る」「肝は目に穴を開く」という教えがあります。この考えに従い、目の病気を治すときは点眼薬を使うのではなく、肝を潤して働きを高める漢方薬で良い効果を得ています。漢方薬はドライアイだけでなく、様々な眼科疾患に効果があります。
日本で良く使われる漢方薬は、枸杞子と菊花を主薬として「飲む目薬」と言われる“杞菊地黄丸”が有名です。また、ルテインや薬草を使ったサプリメントや当店オリジナルの健幸茶も効果的です。
ドライアイや眼科疾患でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください!