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周期療法は体質に合わせて

 今回はおなじみの周期療法のお話をします。ときどきお客様から「周期療法は生理周期にあわせて、誰でも同じ漢方薬を飲むのですか?」といわれることがあります。そのような質問には、「周期療法といっても、10人いれば10通りの組み合わせがあります。個々の体質は異なりますので、当然服用する漢方薬の組み合わせも変わってきます」とお答えします。

 冷えている方とのぼせている方、痩せている方と太っている方、便秘の方と下痢の方では当然服用する漢方薬も異なります。病院の診断で、子宮内膜症や子宮筋腫といわれた方、多嚢胞性卵巣といわれた方、卵管の通りが悪いといわれた方、高プロラクチン血症といわれた方、不育症といわれた方などは、検査の状況で漢方薬の配合を調整します。また、病院からホルモン療法や排卵誘発剤を処方されている方、体外受精などの高度治療を受けている方は、治療の状況をお聞きしながら周期療法の薬や服用方法を調整する必要があります。

 私の店では約5年前より本格的に周期療法を取り入れていますが、すばらしい効果を実感しています。周期療法を行ったお客様からいただいたお手紙を、以下に紹介いたします。




 今年も8月までに、周期療法によって37人の方が妊娠しています。最近2〜3年は、平均すると毎週1人は妊娠報告をいただいています。今後も研鑽を重ねて、多くの方に喜んでいただけるように精進します。

掲載:マイドゥー 2006年10月号