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変形性膝関節症は漢方薬で改善しましょう!

梅雨の時期になると関節痛などの痛みの相談が増えてきます。関節痛でよく見られる病名は、関節リウマチ、変形性膝関節症、腱鞘炎、痛風などがありますが、その中でも変形性膝関節症は病院の治療でも治りにくく、漢方薬を頼る方が多くいます。
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。
    変形性膝関節症チェック※IMSグループホームページより引用
  • 歩き始めや立ち上がる時に膝が痛む
  • 朝起きたときに膝がこわばる
  • 膝に水がたまって痛む
  • 膝が腫れている
  • 膝の内側をおすと痛む
  • 正座がしづらい
変形性膝関節症は膝関節の磨耗、老化などが原因ですが、漢方医学では肝腎の働きが低下して筋骨が弱ると考えています。そこで肝腎を補い筋骨を丈夫にする「独活寄生湯」という漢方薬がよく使われています。
関節に水がたまり腫れている場合は「防已黄耆湯」や「薏苡仁湯」などを併用します。関節や手足が冷えて痛みが強い場合は「桂芍知母湯」や「桂枝加朮附湯」などを併用します。
血流が悪く瘀血が滞って痛みが強い場合は「疎経活血湯」や「冠元顆粒」などを併用します。 正しく見立てて漢方薬を適切に組合せると症状の改善や進行の防止を行うことができます。 変形性膝関節症でお悩みの方は、ぜひ一度漢方薬をお試しください!