今年は当店の主力の漢方薬を紹介していこうと思っています。
第1回は婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)の紹介です。
日本でも中国でも、不妊症や各種婦人科疾患では「当帰」を含む漢方薬が多く使われます。このため当帰は「婦人の聖薬」といわれております。当帰を含む漢方薬は日本でも中国でも数多く作られていますが、その中で最も当帰の効果を引き出した製剤として婦宝当帰膠があります。婦宝当帰膠は全成分中に当帰を約70%と高濃度に含む少し甘味のある飲みやすいシロップの製剤で、冷え性、生理不順、生理痛、不妊症、習慣性流産など婦人病の諸症状に効果的です。特別に栽培した当帰を使い、当帰の有効成分を特殊な方法で抽出していますので、通常の当帰製剤よりも、効果が良いのです。昨年は48名の方が当店の漢方薬で妊娠されましたが、約80%の方が婦宝当帰膠を服用していました。私の店では常に婦宝当帰膠を試飲ができるようにしております。
今年漢方薬を服用して妊娠されたK・H様(30代後半・女性)の喜びの声を紹介させていただきます。
★ご来店されたころの気になる症状
不妊症と蓄膿症
★良くなった・楽になった症状
妊娠することができて、その後腹水がたまり、お腹が痛くつらかったですが、漢方のおかげでひどくならずにすみました。蓄膿の頭痛も減ってきました。
★漢方薬を飲んでいかがでしたか?
漢方を飲みはじめて、明らかに体調がよくなってきたことを感じます。もし飲んでいなければ、妊娠することも蓄膿が良くなることもなく、もしかしたら入院していたかもしれないと怖い限りです。
現在妊娠6カ月ですが、出産まで順調に過ごせるようにこのまま漢方を続けて行きたいと思います。小島先生や漢方スタッフの皆さんにはとても感謝しています。
〔薬局から一言〕
K・H様は2年前に来店されました。とても生理不順で、時に無排卵の周期も見られました。漢方薬を飲んである程度は生理周期が整ってきましたが、やはり遅れやすい状況でした。1年前から婦人科治療を中止していましたので、他の婦人科を紹介して治療を再開し、1回目の体外受精で妊娠できました。妊娠後も卵巣が腫れて腹水がたまりましたが、漢方薬の服用で何とか乗り切っています。
現在は元気な赤ちゃんを出産できるように、漢方薬を調整して見守っています。
今年も多くのお客様に喜んでいただけるように、漢方医学の研鑽と丁寧な相談を心がけるようにいたします。
掲載:マイドゥー 2011年2月号