新型コロナ感染症の5類への移行が5月8日と決まり、少しずつウィズコロナの見通しが見えてきましたね。昔から春や秋は妊娠しやすい時期といわれています。
春に妊娠しやすい理由ですが、春になると日照時間が長くなり、日光を浴びる時間が長くなると、女性ホルモンの分泌量が増えてきます。また、太陽の光を浴びることで増えるセロトニン
というホルモンは、心と身体をリラックスさせ自律神経を整え、冷え性の人は冷えにくくなり、その結果、妊娠しやすくなると言われています。
さて、当店ではこれまで700人以上の方が妊娠していますが、そのうち40代の方は約8%(60人以上)
います。
そのうち、46歳で妊娠された方が2人います。病院で治療してもうまくいかない方がご来店されることが多い事を考えると、漢方薬で卵巣が元気になっていると言えると思います。このような効果を上
げているのは、漢方薬による卵子のアンチエイジングに力を入れているからです。
漢方医学では加齢による卵巣機能の低下を「腎虚」と考えており、卵巣機能を高めるために強力に「補腎」を行っています。よく使われる補腎薬は、紫荷車(胎盤エキス)、鹿茸(鹿の角)、亀板(亀の甲羅)など
の動物性の漢方薬です。動物性の漢方薬は健康保険がきかないのですが、卵子の質を高める効果が非常に優れています。
当店では個々の体質を見て、オーダーメイドで漢方薬を組み合わせることで効果を高めています。また、基礎体温を拝見して、生理周期に合わせて漢方薬を使い分ける「周期療法」でも良い効果を上げています。
不妊症の健康保険適応になって1年が経ち、ウィズコロナも見えてきました。これから妊活を開始する方、なかなか妊活がうまくいかない方は、ぜひ漢方薬をお試しください。