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−ゴースト血管−について−

平成30年4月1日(日)にNHKスペシャル「ゴースト血管が危ない〜若さと健康をむしばむ毛細血管の衰え〜」が放送されました。

血管の老化というと動脈硬化を思い浮かべる人も多いと思いますが、最近は毛細血管の状態が注目されるようになってきました。

最新研究で分かってきたことは、毛細血管は年齢と共に減っていくということです。毛細血管は全身の血管の99%を占め、酸素と栄養を体のすみずみまで送り届ける大切な働きをもっています。ところが様々な原因で毛細血管が弱くなると幽霊のように消滅してしまうのです。このような状態を「ゴースト血管」といいます。「ゴースト血管」ができてしまうと血液が行き届かなくなるので、以下のような様々な病気や不定愁訴の原因になります。


・温かい血液が行かなくなるため冷え性になる
・細胞が活性化しないため、シミやくすみの肌トラブルが起きる
・臓器の場合、機能低下となり様々な病気や健康被害を引き起こす
・血管の病気である糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、認知症、ガンなどの
 生活習慣病を引き起こす


漢方医学ではこのようなゴースト血管を瘀血(オケツ)と考えています。瘀血を改善する漢方薬やサプリメントを服用すると、微小循環が改善されてゴースト血管が正常な毛細血管に回復していきます。毛細血管はうれしいことに何歳からでも自分で増やすことができるのです!


さて、ゴースト血管は指先の血管を観察することで発見できます。当店では指先の血管を観察する血流スコープ「Bscan-Pro」を相談室に設置していますので、ご予約いただければいつでもお調べいたします。


ゴースト血管を作らないためには予防が大切です。血流スコープで早期に発見して、瘀血を改善する漢方薬やサプリメントで予防しましょう!


ゴースト血管について



掲載:マイドゥー 2018年5月号