今年の12月は新型コロナの影響もあり、例年のような忘年会や宴会は少ないことと思います。
それでも“師走”といわれるように忙しくストレスも溜まりやすいので、家飲みやリモート飲み会などの機会も多くなり、肝臓にも負担がかかりやすくなります。
肝臓は体内最大の重量をなす臓器で「生体の化学工場」に例えられるように、
各種の代謝、解毒作用、胆汁の産生、血清タンパク質の産生など
様々な機能で生体の健康維持と免疫に大きな役割があります。
そして、必要以上にアルコールや薬物を摂取すると肝臓の解毒作用が追い付かず、肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
肝臓が疲れていると本来解毒されるはずの老廃物はろ過できなくなるため、そのまま体内に残ります。
エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。
下記のような症状がある方は・・・肝臓がSOSを出しているのかもしれません。
さて、漢方医学では肝臓は自律神経を調節して、全身の血流量をコントロールしていると考えています。
また、解毒作用により慢性炎症を抑え、免疫細胞の調節にも関係しています。
新型コロナも肝臓の解毒作用や免疫調節作用が弱ると悪化しやすくなると考えられます。
昔から肝臓の機能を高める漢方薬は数多くあります。
中国では「片仔廣」という漢方薬が有名ですが、日本でも「片仔廣」をアレンジした製品が発売されています。
当店では様々な肝臓を元気にする漢方薬を扱っています。肝臓の疲れを感じたら、悪化しないようにぜひご相談ください。