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東洋医学からみた「黒豆」のちから
2024年12月18日

みなさんこんにちは、漢方堂の鈴木です。
年末が近づいてきましたね。今回は新年のおせち料理に欠かせない「黒豆」のお話です。

日本古来の風習で”まめ”にかけて、まめに暮らす、まめに働くという意味が込められている様です。日本の伝統として、お正月におせち料理として食べられてきた黒豆ですが、東洋医学の視点からみても実はとても理にかなっています。

腎と関わりの深い黒豆

豆類は、これから発芽する為の生命力を豊富に蓄えていることから、生命力との関わりが深い「腎」を補うと考えられてきました。
また、人間の五臓にはそれぞれ対応する色が決められており、腎は黒色に相当し、数ある豆類の中でも黒豆は特に腎を補う働きに優れています。

▲腎は黒色に相当

冬は生き物にとって生命力を蓄える季節ですので、この季節に「腎」を補う食材を食べることで生命力を養い、春に向けて様々な病気の予防に役立ちます。

さらに黒豆は体に溜まった余分な水分を除き、胃腸の働きを助ける効果もあります。
年末年始に弱った胃腸の働きを助ける効果も期待できますので、これからの季節とてもおすすめの食材です。

甘く煮た黒豆が定番ですが、スープなどに入れてもおいしいので、ぜひお試しください。